はい!Sahitoです。
ボーカルの音源はそのままオケに合わせると上手く馴染んでくれません。
それは、オケの方で使われている楽器等の音には空間で広がって聴こえる残響音・反響音等がかかっており、楽器の音は響いているのにボーカルの音声には残響音・反響音が無く不自然に聴こえてしまうからです。
そこで、ボーカルに反響音を追加してあげるエフェクトであるディレイ(Delay)についてお話します。
ディレイ(Delay)とは?
このディレイでは、山びこのように遅れて何度も聴こえてくる反響音を再現することが出来ます。
これにより、全く無音響だった音源に空間の広がり感を与えることが出来ます。
僕が使っているディレイ(Delay)VSTプラグイン
まず、僕が使っているVSTプラグインの画面をご覧ください。
こちらはValhalla Freq EchoというVSTプラグインで、無料で利用することができ機能も非常に充実していますので非常にオススメです。
操作方法
あくまで僕のよく使う設定なのですが、”Delay”のつまみを回して189msに設定します。
あとは、下記のパラメータを見ながら自分好みに調整して使っています。
この”Delay”のつまみでは山びこがどれくらいの間隔で発生するかを調整しています。
そして189msという設定値ですが、出所は分かりませんがなぜかこの数字は大体の曲に合ってしまう便利な数字らしいので、信じて使っているだけなんです(笑)
実際、なぜかしっくりきますので是非試してみて下さい!
詳しいパラメータについて
詳しいパラメータについて書いておきます。
・Mix
原音とディレイの強さの割り振りを調整する
・Delay
山びこが発生する間隔を調整する
・Shift
ディレイがかかる周波数を調整する
・Feedback
山びこをどのくらい繰り返すかを調整する
・Low Cut
指定周波数以下をカットする
・Hi Cut
指定周波数以上をカットする
・Delay Sync
山びこが発生する間隔曲のBPMに合わせて自動で調整する
・Output Mode
出力をステレオとモノラルから選択する
一言アドバイス
このディレイは神経質になってパラメータを迷う必要はないので、直感で設定してみていい感じにオケと馴染むところを目指してみて下さい。
ではでは!
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