はい!Sahitoです。
今回はあまりメインボーカルには使わないのですが、ゆったりした不思議な雰囲気を出したいときに使ったりできるコーラス(Chorus)というエフェクトについてお話したいと思います。
コーラス(Chorus)とは?
このコーラスでは、原音にほんの少し遅れた原音を追加することで、楽器だと何人かで合わせて演奏しているように聴こえるようにすることが出来ます。
また、同様にボーカルのようなモノラル音源でもコーラスをかけることで音の広がりを出すことが出来ます。
僕が使っているコーラス(Chorus)VSTプラグイン
まず、僕が使っているVSTプラグインの画面をご覧ください。
こちらはMultiplyというVSTプラグインで、無料で利用することができ機能も非常に充実していますので非常にオススメです。
操作方法
僕の場合は、基本的にプリセットに入っているものを選択して視聴してみて、もう少し自分好みにしたい点があれば、下記のパラメータの意味を見ながらつまみを調整してみています。
詳しいパラメータについて
詳しいパラメータについて書いておきます。
・Dry Level
原音の大きさを調整する
・Effect Level
コーラスの大きさを調整する
■Frequency Modulation
音程の揺れを作る機能
・Rate(Hz)
揺れる速さを調整する
・Depth(%)
揺れの大きさを調整する
■Amplitude Modulation
音圧の揺れを作る機能
・Rate(Hz)
揺れる速さを調整する
・Depth(%)
揺れの大きさを調整する
・Voice count
いくつ音を重ねるかを設定する
・Stereo spread
コーラスののステレオ幅(音の左右への広がり)を調整する
・Pre-delay
エフェクトのかかった音の到着時間を調整する
・A/B comparisons
編集中の音色の変化を比較用のボタン
AとBの別々にパラメータを設定できるので、Aを選択した状態で設定後、Bを選択した状態で別の設定をしてみることで、AとBのボタン1つで違いを比較することができる
真ん中の矢印をクリックすると選択中のA・B設定がもう一方の方にコピーされる
一言アドバイス
正直なところ、メインボーカルに使うことはほとんどないエフェクトです。
しかし、ハモリ音源にユニゾン感やステレオ感を出したいときに使うといい感じになったりするので、一度使ってみると結構癖になるかもしれませんよ!
ではでは!
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