【予想の基準】アンカリング効果が働いてないか?【どこに錨を降ろすのか】

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はい!Sahitoです。

株式市場の動きを予想する際に大まかな検討をつける必要がある僕たちですが、その際に基準となる部分を無意識的に決めています。
その基準が正しい位置にあるのかが、その予想結果に大きく関わってくるので、今回はそのお話をしたいと思います。

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アンカリング効果とは?

人は不確定な動きを予想する際に、基準となるアンカー(錨)を決めてそこに基づいて予想をします。
その際にアンカー(錨)を基準に予想を調整するのですが、その調整にはアンカー(錨)の影響が生じて偏った内容になることがあることをアンカリング効果と言います。

つまり、予想するにも基準を決めないと予想ができないので基準を立てた結果、その基準の影響が色濃く出てしまうということです。

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アンカリング効果が投資に及ぼす影響

例えばある銘柄の株価が上昇し出したとします。
その時、そのチャートを見た人が上昇し出す前の株価を基準に割安なのか・割高なのかを考えると、基準値と比べて高くなっているので割高に見えてしまいます。
その後も上昇し続けた場合、直前の株価を基準に考えると常に割高に見えてしまい、上昇トレンドを見逃すことになってしまいます。

売買対象の銘柄株価を分析する上で、その判断材料になるものは多々あります。
それでも、直近の価格変動はどうしても基準にして考えがちな要素だと言えます。

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広い視野で判断することの大切さ

トレンドが発生するということは、株価が変動する理由が市場に広がっていっているということです。
直前の変動のみを見るのではなく、トレンドが発生した原因を理解する必要があります。

理解して初めてその後上昇を繰り返す程の状況なのかが見えてきます。
これらの判断を広い視野で行えれば、冷静に市場を理解しながら取引を行えることでしょう。
その都度正しい判断をしていけるように訓練を積んでいくことが大事だと思います。

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一言アドバイス

僕の場合は、常に的確な意思決定を自分の脳みそで行うことに限界を感じました。
勿論何度かの成功経験もあります。
それでも毎回正しい判断を下すことは難しかったです。
実際に損失を出しながら学んでいきましたが、それでも僕にはものにできる技術ではありませんでした。

でも、この判断を機械に任せることでアンカー(錨)による影響を排除することが出来ます。
システムトレードの強みは色々ありますが、売買の判断に人間の考え方の弱さを取り入れずに済むという点は大きなポイントだと思います。

ではでは!

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