【根拠のない自信】正常性バイアス【本当にまだ大丈夫?】

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はい!Sahitoです。

株取引をしていて損失が必要以上に拡大した経験はないでしょうか?
そこまで損失が拡大する以前の段階で本当は損切りを決められる判断材料があったにもかかわらず、それを判断に取り入れなくなってしまう考え方の癖についてお話ししたいと思います。

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正常性バイアスって何?

何かを正しく判断する際に邪魔をする歪みのことを正常性バイアスと言います。
よく災害時の人間の心理学で用いられたりする言葉なのですが、自分にとって不都合な情報をシャットアウトしてしまったり、ウェイトを低く見積もってしまったりする等があります。

分かりやすいのが、自分は大丈夫という判断です。
災害時だと客観的に見れば危険と分かるような状態であっても、正常性バイアスによって不都合な情報は無視して自分は大丈夫なんだとか、今はまだ大丈夫だという認識をして避難が遅れてしまったりします。

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投資における正常性バイアスとは?

この正常性バイアスが投資の中で起こると、例えば損切りが必要な場面で自分が買った銘柄はこれ以上株価が落ちることは無いだとか、まだ損切りが必要な程損失が膨らんではいないから大丈夫と考えてしまったりします。
その結果損切りが必要なタイミングで出来ずに大きく膨らんだ損失を抱えてしまうということになります。

とにかく根拠のない自信は投資において非常に危険です。
確かに自信家が成功を収めることもありますが、マイナスの情報を無視し続けて取引していてはリスクが大きくなるばかりです。
出来る限り入ってくる情報の中で公平な判断で良し悪しを決めていく能力が求められます。

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一言アドバイス

僕はこの正常性バイアスという言葉を知った時、それまで公平な視点で情報を見て判断出来ていなかったことに気づかされました。
ある銘柄の株を購入した後も、ニュースが出るたびに見つけて情報を取り入れるのですが、圧倒的に自分にとって都合の良い情報の方が取り入れやすかったです。

都合の良い情報を見ていると安心するのでよく読み込んでしまいます。
逆に都合の悪い情報を見つけた際は、その後ちょっとでも良い情報を見つけて安心しようとする自分がいました。

それでははっきり言って情報を集めている意味がありませんでしたね。
何というか自分が納得する為だけに専念していて、実際の取引に何の役にも立たない情報収集だったことに気づかされました。

それが分かったとして実際にすぐ公平な判断を出来るようになるかと言ったら、そんな簡単なことではありません。
この正常性バイアスも人間の考え方の癖で起こることなので、簡単に直そうとして直せることではないんです。

僕はその場でこういったことを判断するのが本当に苦手です(笑)
そういった理由からシステムトレードにシフトしていきました。

ではでは!

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