はい!Sahitoです。
歌が上手くなりたいと思っている方、上手く歌えるようになったらどんな風に歌いたいという具体的なイメージを持っていますか?
タイトルにある鼻歌や口笛と実際に声を出して歌うこととの関係についてお話します。
全てイメージ通りに歌えますか?
頭の中でイメージしている「こんな風に歌いたいな」という思いを、声に出して歌った時にそのまま完全に再現出来ているでしょうか?
恐らく、ここはもっとのびのびと気持ちよく高音を出したいとか、正確に音程を刻んで音を外さずに歌いたいとか、頭の中では思っていることがいくつか叶わないという場面はあると思います。
その思い通りにいかない点を一つずつ解消していくことが歌の上達につながるわけですよね。
鼻歌・口笛で歌いたいイメージを先に探す
じゃあ発声においての不自由な点を全て乗り越えるまで、イメージ通りの音を探すことは出来ないのか?
そんなことはありません。
そこで使えるのが鼻歌や口笛です。
口笛であれば声帯で発声できる音域より高い音域を鳴らすことができる人も多いと思います。
また鼻歌も基本的に裏声で小さい声量で歌うことで、しっかり声を出して歌ったのでは歌えない音域でハミングしたり、テクニカルなメロディーを奏でることもし易いと思います。
もしも声帯がメチャクチャ器用だったらこんな風に歌うのに、ということを鼻歌や口笛で事前に試すことが出来る訳です。
鼻歌・口笛のメリット
事前に試せたって実際に歌で使えないなら意味がないと思われるかもしれませんが、半分正解です(笑)
実際に歌でやりたいことを再現できるまでは、宝の持ち腐れになってしまうでしょう。
そのため声帯の機能を向上する努力は怠りません。
ただ、ボイストレーニングはあくまで声をトレーニングして自由度を上げるトレーニングにすぎません。
歌の技術はまた別になります。
だったら、鼻歌や口笛でどんな風に歌いたいのかをイメージしながら、声の自由度が上がるに従ってそれを実際に再現できるようになっていくという方がモチベーションも湧きやすいのではないでしょうか。
「こんなトレーニングが何の役に立つんだ?」と疑問に思い続けながら取り組むより、「あっ、これを練習すればずっとやりたかったことができるようになるかもしれない」と発見しながらの方が身に付きやすいと思います。
一言アドバイス
実際に歌うこととは関係が無さそうな鼻歌・口笛ですが、先に攻略本を読んでおくような感覚で意外と役に立つと思います。
僕の場合は、よく歌が上手い人がやるフェイクという技術が元々の発声技術では難しかったので、鼻歌や口笛で練習していました。
その後、発声技術が追い付いてきて実際に歌の中でフェイクを使えるようになりました。
事前にイメージしていたのでいち早く出来るようになったので、やはり意味はあったのだと思います。
しっかり歌わなくてもプラスに働くことなので、癖にしてしまえばいいと思います。
ではでは!
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